サンプリングCD「インドネシア・ザ・マジック」 インドネシアの民族音楽、伝統楽器などの音源集。DTM、DJ、クリエイター向けのサウンド販売はディスカバリーサウンド。

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サンプリングCD-ROM「INDONESIA - The Magic」  
インドネシア - ザ・マジック
INDONESIA - The Magic
サンプリングCD収録のファイルフォーマットACID サンプリングCD収録のファイルフォーマットREX2 サンプリングCD収録のファイルフォーマットWAV サンプリングCD収録のファイルフォーマットKONTAKT サンプリングCD収録のファイルフォーマットBATTERY サンプリングCD収録のファイルフォーマットMACHFIVE
販売価格:5,964円 定  価:6,279円
品  番:DFSD680 メディア:CD-ROM
ご注文から2~3営業日以内で発送されます。

かつてない、インドネシアの鮮やかで最高級の音色。
アジア音楽の探求者<久保田麻琴>監修の一枚。

 ジャカルタ・ジャワ・バリ・ニューギニア・スマトラ・・・。大小1万3千余の島々が東西に長く伸びた東南アジアの国、「インドネシア」。

 オランダによる植民地支配を受け、人為的な国境によって誕生したこの国は、2億もの人口と250もの民族を抱えている国家である。ゆえに、インドネシアという国が生み出す音楽も島や地方による特色が強く、それらを探求するには非常に多くの時間を費やすことになるだろう。

 そんな多種多様、そして音楽的な魅力溢れるサウンドを収集するべく、世界をまたに活動している音楽プロデューサー≪久保田麻琴≫氏を収録・監修に招聘、多岐に渡るインドネシア伝統音楽の中から、スタンダートなセレクトと、久保田氏の独特の感性、そして最高のクオリティーにこだわったサウンドの収録を敢行した。こうして収録されたサウンドを現代音楽シーンと連動すべく、厳選を重ね、アジアサウンドの一大絵巻ともいうべき「インドネシア・ザ・マジック」がここに完成した。

 その中に収録されたサウンドを幾つかご紹介しよう。

 ドラや鉄琴といった楽器類を使用することは、 インドネシア伝統音楽における特色の一つ。この国を代表するサウンド<Gamelan|ガムラン>。中でも最高級とされているのは青銅製のドラや鉄琴を用いたアンサンブルであり、そこから奏でられる音の響きは勿論のこと、楽器の色や形といったヴィジュアル面からもその素晴らしさを伺うことができる。本作で収録したガムランもそういった最高級の楽器アンサンブルと優秀な演奏家によるサウンドを凝縮し、ソロとしての旋律やアンサンブルのリアル感を表現している。ハイクオリティーであるからこそ、利便性の高い内容となっている。そういったスタンダートなインドネシア・サウンドの他にも、特徴的なものとしてジャワ島西部・スンダ地方の<Sundanese Gamelan>といった珍しく貴重な音も収めている。それらの心地良く、そして力強い音色を是非堪能して頂きたい。

 また、日本でも知られる<Jegog|ジェゴグ>。たった4音階でありながら心臓に響くほどの重低音を鳴らすジェゴグのアンサンブルは、聴く者を揺さぶる迫力満点のサウンドで収録されている。こちらも、希望の音階でソロやアンサンブルで表現できるようマルチサンプルのフォーマットを用意している。さわやかなフレーズをあえて、迫力あるジェゴグのサウンドで再現してみるのも面白いかもしれない。

 一人の人間が二つの太鼓を演奏するタブラは、インドネシアでは<Gendang|グンダン>と呼ばれ、中でも今回収録したものは一般に知られているタブラに改造を重ねた、なんともユニークな楽器である。両手を駆使して表情豊かに奏するパーカッションのフレイズはまさしくオリジナルと呼ぶのに相応しく、その味わい深い音色と複雑な奏法の魅力を堪能することができる。本作には157種にも及ぶグンダンのリズムパターンと単音を収録している。

 そして、インドネシアを代表するヴォイス・パーカッション<ケチャ>。それは掛け声や独創性の高いリズムで構成される民族芸能であるが、久保田氏は一般的に知られているケチャではなく、スンダ地方に受け継がれた小編成で、非常にカジュアルなケチャを収録。今までにはない独創性の高いサウンドとなっている。本作の中では<Senggak|センガック>としてクレジットしている。

 ここでは紹介しきれない程の、魅力光るインドネシア伝統楽器の数々。本作は、ACID / WAV / REX2 / KONTAKT / BATTERY / MACHFIVEフォーマットに対応。

 「インドネシア・ザ・マジック」の活用によって、美しい海岸沿いを彷彿するエキゾチック・サウンドや、少し危険な香り漂うサウンドを作ることができるだろう。
 
久保田 麻琴|くぼた・まこと
久保田真琴音楽プロデューサー。<裸のラリーズ>等のバンド活動を経て、73年にソロ・アルバムを発表し、<久保田麻琴と夕焼け楽団>を結成。80年代、<サンセッツ>として海外にて幅広く活動し、90年代は東南アジアのポップスに深く関わりプロデューサーとして活躍。99年には、細野晴臣とのユニット<ハリーとマック>でロック・シンガーソングライターとしてカムバックした。
06年春には、久保田氏初となる著書、『世界の音を訪ねる-音の錬金術師の旅日記』(付録CD付)を岩波新書より発表。著書と同タイミングで、久保田氏がプローデュースしたアジアのミュージシャンたちによるワールド・ミュージック凝縮の一枚、『アルケミスト・ダイアリー』と、BLUE ASIA(架空の観光ホテルシリーズ)第7弾となる、『ホテル・モロッコ~hotel MOROCCO』も06年4月26日に同時リリースされている。
商品ファイル
ACID WAV [645 files]
PERCUSSION Loops [276 files]
Gendang [157 files]
Kendang [106 files]
Gamelan Percussion [13 files]

MELODIC PERCUSSION Loops [241 files]
Gamelan [67 files]
Rindik [45 files]
Sundanese Gamelan [33 files]
Saron [10 files]
Barangan [8 files]
Kancil [8 files]
Suir [8 files]
Celuluk [8 files]
Undir [8 files]
Jegog [8 files]
Jegog Ensemble [38 files]

STRINGED INSTRUMENT [3 files]
Rubab (One Shot Phrase) [3 files]

WIND INSTRUMENT Loops [47 files]
Suling Bamboo [47 files]

VOX [78 files]
Singing-Male (One Shot Phrase) [11 files]
Singing-Female (One Shot Phrase) [7 files]
Reading-Female (One Shot Phrase) [1 file]
Human Voice Percussion (Loop) [59 files]
REX2 [276 files]
PERCUSSION Loops [276 files]
Gendang [157 files]
Kendang [106 files]
Gamelan Percussion [13 files]

KONTAKT [8 Programs]
Barangan
Kancil
Suir
Celuluk
Undir
Jegog

Anklung
Gamelan

BATTERY [2 Programs]
Gendang
Gamelan Percussion

MACHFIVE [8 Programs]
Barangan
Kancil
Suir
Celuluk
Undir
Jegog

Anklung
Gamelan
収録楽器のご紹介
打楽器
GAMELAN|ガムラン
ジャワやバリに伝わる青銅製の板を並べた鍵盤楽器。2台1組のペアで演奏し、その互いの微妙な音のずれが特有の心地よい「うねり」を創り出す。

JEGOG|ジェゴグ
長さの異なる8本の竹筒を横に木琴状に並べ、紐で吊って細い脚台に取り付けた竹製鍵盤楽器。その大きさの異なる14台で構成されるアンサンブル。様々なサイズを使用することで多彩な音色を作り出し、巨大な竹によって持続する超重低音のうねるような迫力を生み出す。前列から、BARABGAN(バランガン)3台、KACIL(カンチル)3台、CELULUK(チェルルッ)2台、SUIR(スイル)3台、UNDIR(ウンディール)2台、そしてJEGOG(ジェゴグ)1台という構成で並べられている。

RINDIK|リンディック
木琴に似た竹製打楽器。竹筒をゴム製のバチで叩いて奏する。

SARON|サロン
鉄琴に似た青銅製打楽器。槌(つち)で叩いて奏する。

ANKLUNG|アンクルン
竹筒製打楽器のアンサンブル。木枠を吊り下げソロで演奏することもある。

GENDANG|グンダン
樽状の本体に牛またはヤギの皮を張った太鼓。一般に知られている「タブラ」と同様の音色を奏でるが、インドネシアではグンダンと呼ぶ。

KENDANG|クンダン
大型の両面太鼓をメインに、小型の片面太鼓を床に置いて演奏する。大型太鼓についている綱を足で引っ張りながらトーキングドラムのように音程を変化させ演奏。スンダとジャワ地方特有のもの。

弦楽器
RUBAB|ルバブ
三味線に似た形状の二線、または三線の撥弦楽器(弓で弦をこすり音を出す楽器)。

管楽器
SULING|スリン
竹製の縦笛。

ヴォイス
SENGGAK|センガック
「ケチャ」よりも小規模編成のヴォイス・パーカッション。掛け声と独創的なリズムが特徴の民族芸能。