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今回は、グローバルに活躍されている多才なアーティスト、“Nicolas Farmakalidis”と“Catherine Duc”のお二人に、そのチベット・サウンドを実際にお試し頂きました。
試聴するとわかるんだけど、チベット音楽はとっても複雑(カテゴリー「寺院アンサンブル」のサンプルを聞いたら、この種の音楽をどんな風に使えば良いのか発見できるかも)。ピッチに安定性のない楽器が多いから和音と組合せて使うのは難しいけど、例えばそういった音源をドラム・ループの前に単独で置いてみたり、SFXと一緒に使ってみたりするのも面白い。音源を聞くと最初は使い方が難しそうに感じられるけど、色んな新しい音楽づくりのアイデアを投げかけてくれる見事なサンプルだと思う。それに、パーカッション・ループは複雑なリズムで活用法が難しく感じられるけど、ループを組み合わせて編集することで、自分だけの「ポケット・ループ/グルーヴ」を作り出すことだってできるし、使い方を考えれば何だってできる。
それから、チベット音楽の重要な要素は「打楽器」にあるってことにも気が付いた。このコレクションで耳にした打楽器は、技術の高い奏法で生み出された温かみのある音色が数も種類も十分に揃っていて、チベット楽音のなかで打楽器がどう在るべきかを物語っているような感じ。強弱もピッチも幅広いサウンドが並んでいる。サンプルはソフトな音からハードなワンショット、それから、様々な技術を駆使した奏法(スタッカート、ロング・ショットなど)も魅力。見事なまでに種類・数共に豊富だ。 最後に、このライブラリーには魅力的な要素がもう一つ。 それは、Voxカテゴリー。女性、男性、子供の唄のほか、男女の語り、フレーズまで収録されていて、単語やフレーズの翻訳はファイル名でチェックできる。 「アイ・ラヴ・チベット」は、異なる音楽スタイルや「色」に触れ、常にフレッシュなサウンドを作り出そうとしている音楽プロデューサーにとっては必須アイテムだと思う。こんなにも素晴らしいサウンドコレクションを生み出したディスカバリーサウンドに、心から賞賛を!
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